今回は、酸性洗剤であるクエン酸水、アルカリ性洗剤であるセスキ水を作る方法をまとめてみます。
水垢、トイレ掃除にクエン酸スプレー
クエン酸水の作り方
クエン酸粉末タイプとスプレー容器を用意し、クエン酸スプレーを作る。
用意するもの
- 水(もしくは42℃前後のお湯)… 100ml
- クエン酸 … 小さじ1/2
- スプレーボトル
対象・用途
- シンク、お風呂場、鏡の水垢
- トイレのアンモニア臭の消臭
- トイレの尿石
- まな板の除菌
- 排水口のぬめりには、重曹とクエン酸水が効果的
特徴・注意点
- 二度拭き不要
- 素材を傷つける恐れがあるため、天然の大理石やアルミの掃除には使わない
使ってみた感想
キッチンのシンクを掃除してみた。
作ったクエン酸水をシンクや水栓にシュッシュと吹きかけると、こすらず水垢汚れが面白いようにつるりーんと取れた。
頑固な汚れにはブラシでこすり、それでも取れないものはキッチンペーパーを敷いてその上からクエン酸水を吹きかけラップでパックする。
水垢が綺麗になってさっぱり。
皮脂、手垢汚れにセスキ水スプレー
セスキ水の作り方
セスキ炭酸ソーダとスプレー容器を用意し、セスキ水スプレーを作る。
用意するもの
- 水… 500ml
- セスキ炭酸ソーダ… 小さじ1
- スプレーボトル
対象・用途
- キッチンの油汚れ(電子レンジ、レンジフード、コンロ、換気扇、お皿の予洗い)
手垢汚れ(壁、お風呂、窓)
トイレのタンパク質汚れ
布製品の除菌
特徴・注意点
- 重曹と同じくアルカリ性だが、重曹より水に溶けやすい
- 重層は水の量を少なくしクレンザーの要領で酷い汚れに使う、日常的な軽い清掃なら水に溶かしたセスキ炭酸ソーダを使うと良い
- アルカリ性のため手荒れに注意、必要に応じて手袋をする
- 洗濯物にも使用可能
- 消臭効果あり
- フローリング、白木には(ワックスが剥がれるため)使用できない
- 畳には使用できない
- 2度拭きする必要はないとされているが、弱アルカリ性のため、小さなお子さんがいる方や肌の弱い方は水で2度拭きする方が安心
使ってみた感想
作ったセスキ水を油汚れのついた壁や調味料台にシュッシュと吹きかける。
溶けていく油汚れをキッチンペーパーで拭き取ると、力を入れずに綺麗になった。
頑固な汚れはスプレーを吹きかけてしばらく放置してからマイクロファイバークロスで拭き取ると油ハネの汚れがピカピカに。
ガスコンロやコンロ周りのステンレスが新品のような輝きを取り戻した。
電解水よりもずっと単価が安いので惜しみなく使うことができる点も良い。
どちらも安価に作れ、使いやすいと感じた。
是非お試しあれ。
では、ごきげんよう。