去年4歳の息子に虫歯が発見された。

近所の歯医者に通っては治療できず、進行止めを塗って帰宅する日々が続いていた。

いよいよ歯が痛いと言うので、今日意を決して小児歯科へ。

 

結果、早く行けばよかった!やっぱり小児のプロは全然違う!!と思った。

 

ドア入ったらまず声のかけ方や雰囲気作りからまったく違う。そして親の子どもへの声かけの仕方も注意された。

 

子どもを責めるような言動をしない、大人が歯医者に行くときも痛い、嫌だという話をしない。

歯医者さんは虫歯をやっつけてくれるところだというポジティブな言い方を心がける。

「買い物に行こう」などと言って歯医者に連れてくるのは駄目。「今日は見るだけだよ」などの嘘をつくのも駄目。

診療室には{行ってらっしゃーい」と笑顔で診察室に送り出す。親の緊張感や不穏な空気は伝染する。

親が余計なことを言わない。診療室に笑顔で送り出してくれさえすれば、あとはプロが何とかする、という姿勢。

(以前通っていた歯医者は親が診療室の中に入っていたが、ここは母子分離。)

 

結果、診療室から笑顔で出てきた!びっくり。

レントゲンも普通に取れたとのこと。前の歯医者では口を空けることすら大変だったのに。

 

ここの病院で印象的だったのは、最初問診票を書いていると「院長の○○です」と院長本人が挨拶に来たこと。

そして問診票の内容について話す際、主に筆談だったこと。

これは近くで話を聞いている息子にプレッシャーを与えないためだったのだと思う。

4歳でも自分の話をしていることは分かる。その内容が自分の非を責められているものかどうかも察する力がある。

子どもを見くびらない姿勢に交換を持った。信頼ってこういう小さなところから芽生えるのだろうな。

 

院長からは「もっと早く来てほしかった」と言われた。私も同じ思いである。息子に申し訳ない気持ちでいっぱい。

前の歯医者に10回以上通っていた時間は何だったのだろう。

 

 

子どもの虫歯は完全に親の責任である。私もかなり凹んでいる。

予防も大事。医者選びも大事。

 

良い歯医者に出会い、これからがんばって大人の歯は絶対に虫歯を作らせないぞと決意を新たにしたのだった。

京野
ばいちゃ!
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