
最近、とても暑い。今日も日中は30度を超えていたようだ。
ここのところリビングのエアコンの効きが悪い気がしたので、朝起きてすぐにエアコン掃除をすることにした。
我が家で使っているのは日立の「白くまくん」という機種である。結婚してすぐに購入したのでかれこれ5年は使っていることになる。
当時住んでいた家の近くにあったヤマダ電機アウトレット店で購入した。ここではリサイクル品だけでなく、各店舗で売れ残ったものや展示品だったものが集められて格安で販売されていた。
普通の店舗ではもう扱っていない型落ちのエアコンが安く手に入るのである。
我が家の「白くまくん」には当時流行っていた自動お掃除機能というものが付いている。この機能を見たとき、自動でお掃除してくれるなんてこんな便利なものはないと思った。
しかし当然だが、自動お掃除機能があるから掃除をまったくしなくて良いというわけではない。
エアコンの内部にゴミを集める機構が備わっており、これが小さな箱状のスペースに押し込められる仕組みになっているのだが、当然ながらこの箱がいっぱいになればゴミはあふれる。
今思えば、こんな複雑な機構をつけるくらいなら、もっとシンプルなエアコンを買えば良かった。
単純に故障のリスクが上がるし、自動お掃除機能なるものが付いているせいでお掃除業者に依頼するときの料金が数千円高くなるのだ。
エアコンのカバーを開けてみるとこの小さなゴミ箱は案の定埃で溢れかえっていた。
箱のゴミを捨て、はみ出したゴミを集め、フィルターを掃除した。フィルターも目詰まりして真っ黒になっていた。
掃除してしばらくすると、これまで最大風量にしてもまったく涼しくならなかったのに、最小風量でも寒いくらいにエアコンの効きが良くなった。
エアコンの効きが悪いと思ったら(本当はもっと前に、できれば定期的に)フィルターを掃除することにしよう、と心に留めた。
実はこのエアコンは実は去年の夏に一度壊れている。そのときは夫が家にひとりだった(私は子どもと実家に里帰りしていた)のだが、暑さで夜も寝られず大変だったようだ。
我が家にはエアコンがリビングに設置されたこの一台しかなく、この炎天下の気候でこれが壊れてしまったらかなりまずい。
現在夫は週に何日かは在宅勤務ということもあり、夫の書斎と寝室にエアコンを新調することにした。
夫から何度か、USB充電形式の簡易的な冷却装置を買いたいと相談を受けたが、そんな中途半端なおもちゃでは焼け石に水だ。
そんなものに一万円払ってゴミを増やすくらいなら、はじめからエアコンを買ってはどうかと説得し続けた。
早速、オンライン軍師コミュニティで「エアコン購入」チャンネルを作成し、知見を募ってみた。
最近コミュニティで行っている実験は、あらかじめカテゴリチャンネルを用意しておくのではなく、必要に応じて自由にチャンネルを開設できるようにし、用事が済んだらアーカイブするという方式だ。これがなかなか良い。
これまでは「お金」「キャリア」など、あらかじめ目ぼしいカテゴリを用意しておき、テーマに沿ったチャンネルに書き込めるよう設計していた。しかし、いざ書き込もうと思うとどこのチャンネルが適切か分からなかったり、過去の投稿を参照するときにも見辛かったりすることが多かった。
そこで思い立ったときに都度チャンネルを作成し、終わったらアーカイブする方式に変更してみた。これは少人数のコミュニティだからこそできることかもしれない。
今回「エアコン購入」チャンネルでさまざまな知恵をもらい、結局ダイキンの10万円程度のシンプルなエアコンを購入することにした。
ひとつタスクが完了して良かった。
