やり直しの作業

午前中、夫と息子が出かけたので私は娘と留守番だった。

毎週末、夫が息子と出かけたときには、帰りにお寿司を買ってきてもらうことにしている。土日くらいは料理をお休みさせてほしい。

というわけで今日のランチは寿司だった。午後は娘と息子、それに夫が川の字で昼寝をしている間に、私は幼稚園で宿題になっていた縫い物をした。

最近の息子は昼寝をしないことの方が多いが今日は4時間も寝た。まだ体調が戻っていないのだろうか。

 

縫い物のような作業をしていて思うが、やり直しの作業というのは非常に効率が悪い。

帽子にワッペンを縫い付けていたのだが、ぼんやりしていたら帽子の内側の布を一緒に縫い付けてしまい、途中で気づいてから糸をほどいてやり直した。この作業にすごく時間がかかった。

ワッペン付けでも怪我の手術でも折り紙でもプラモデルでも絵画でも、一発で決めるのが美しい。やり直すとその部分が汚くなるし、無駄な時間を消耗する。

やり直しをして面倒な思いをすると次は失敗しないようにしようと気を引き締め、何が悪かったのかを考えるという効能があるのでまったく無駄だとは言わないが。

作業の失敗は、たいていは始める前の設計や準備が足りていないことが原因だ。やってみないと分からないことももちろんあるけれど、事前にシミュレーションして準備をしておけば防げる失敗は多い。しかしその準備が面倒なのでいきなり着手して余計に時間を消耗する。

ワッペン付けも、仮縫いをしておけば曲がらずに縫える。でもそのひと手間を惜しんで、(うまくいけば時間短縮成功だが)しっぱいした場合には、仮縫いをして縫ったときの倍以上の時間がかかったりする。

 

 

写真は、近くのマンションの敷地内に咲いていた紫陽花。紫陽花の花言葉は「移り気」。

 

 

京野
ばいちゃ!

 

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