ネガティブなモチベーション

このごろ私はこまめに食洗機をかけるようにしている。「まだ入るから」と次の食器を待っている間に洗浄が終わるということもままあるし、待った挙げ句に全部は入らなかったということも起こりうる。だったら気付いたときに食洗機を回してしまったほうが良いという判断。とにかく前倒しで作業を進めておけば良いことのほうが多い。

「できるときにできることを」というのは基本的にあとの自分を助けるというのがモチベーションの起点になっていることが多い。

洗濯機を回したいなと思ったとき、乾いた洗濯物が入っていてすぐに作業ができず不便な思いをしたという経験があるから、気付いたときに洗濯物を畳んでおこう、と思うのだ。つまり、誰かに何かをしてもらいたいと思うなら、やらないと本人が困るという状況を作り出すのが有効なのではないか、と思う。

実家に住んでいるとき、積極的に家事をしないのは、家事をしないことで自分が困らないからだ。自分がやらなくてもいずれ母親がやってくれるとなればやらないほうが得だ、となる。

先日、母が、父がトイレットペーパーがなくなっても新しいものをホルダーにセットしない、トイレットペーパーが切れそうになっても買ってこないと文句を言っていたので「なくなっても買わないで放っておいたら自分が困って買ってくるんじゃない?」と提案した。トイレのペーパーは切れたように見せておいて自分で使う分のトイレットペーパーは持っておけば良い。

すると「トイレットペーパーを使わなかった場合、汚れた下着を洗濯するのはやはり私だ」と言い、母は結局自分のためにトイレットペーパーを買っておいたほうが良いと判断した。何かおかしくないか。

「自分が困るからやる」というネガティブなモチベーションは、裏を返せば「自分が困らなければやらない」ので、結局困る人しかやらなくなる。

本当はもっと気持ちよく、家族全員が助け合い、もり良くしていこうという前向きなモチベーションがあるのが望ましい、と思う。

昨夜「片付けておくよ」と宣言した夫がダイニングテーブルに放置した食器に気付いていたが、敢えて朝まで放置した私は性格が悪いだろうか。

 

今朝測ってみたら息子の熱は37度台に落ち着いていた。子どもは回復が早い。念の為幼児教室はお休み。外には出かけず一日中お部屋遊び。

4時間ほどお昼寝をした。そのうち2時間は添い寝をして私も昼寝した。

 

写真は、パズルをする息子。ここのところ毎日パズルしている。

 

 

京野
ばいちゃ!
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