
深夜、夫と話をしていたら急に息子が泣き出した。「膝が痛い」と言う。
こういうことがたまにあって、寝ぼけているのか目を閉じたまま泣き続ける息子の足を擦り、抱きしめながら「大丈夫だよ」と言い続ける。息子の泣き声に呼応して泣き始めた娘は夫に任せて、息子の耳元で「ゆっくり吸ってー吐いてーリラックスだよーのんびりだよー」と呼吸を合わせてやる。
これまでの経験から、耳元でゆっくりしたリズムの呼吸音をお手本のように聞かせてやるのが効果的。しばらくすると、すやすやと眠り始めた。
夫から娘を受け取りこちらも寝かしつけ。私、寝かしつけ本舗になりつつある。
息子を抱きしめたとき、少し身体が熱いな、と思ったのだが泣いたせいかなと思い、私もそのまま寝た。
しかしその後、6時に息子に起こされ身体を触るとやはり熱い。これはおかしいと思い熱を測ると38度ある。昨日、予防接種をしたからその副反応かもしれない。
いずれにしても今日は幼稚園を休ませなければならないだろう。
夫は今日打ち合わせのため出社予定だ。高熱の3歳児と寝返りが始まった0歳児をひとりで見なければならない。夫の帰りは基本的に22時。果てしない時間のように感じた。
まず幼稚園に欠席連絡。熱がある旨を伝える。現在、新型コロナウイルスのPCR検査は必須ではなく、病院に行った場合には医師の指示に従い、熱が下がってから48時間後に登園可能とのこと。つまりこの時点で明日の欠席も決まった。
その後、小児科に電話した。昨日ワクチンを打ったことに加え、熱の経過などを伝えた。発熱はワクチンの副反応である可能性もあり、心配であれば受診してくださいとのこと。
病院は家から近いし、熱も高くぐったりしているので薬がもらえればと思い受診することにした。
その後、夫から連絡があり、午後の打ち合わせをオンラインに切り替えたから午前中に帰れると連絡が来た。
助かった…!
ありがたく甘えることにして、帰りに果物やゼリーなどを買ってきてもらった。買い物リストをメールしながら、自分は病院帰りに買い物をする心の余裕がまったくなかったことに気づいた。
ところで、我が家は皆ほとんど病気をしないので病気になったときのグッズが全然ない(ことに今回気づいた)。
朝、Amazonで氷のうを注文したり(夕方には届いて驚いた)、夫に氷枕を買ってきてもらったりした。
私のイメージする氷枕はゴム製のぶよぶよしたもので、中に氷水を入れるタイプものだったが、今は保冷剤のようなジェル状のものが主流のようだ。
家族のひとりでも体調不良だと色々と大変である。平凡な感想だが、改めて本当に健康は大事であり、何にも変え難いと思った。
