
今日は息子が歯医者にて治療の2回目。幼稚園から一度帰宅してしまうと出かけるのが億劫になるので、幼稚園バスのお迎えの足でそのまま歯医者へ行く算段。
延長保育を利用せずに通常便のバスの場合、息子は最寄りのバス停に15時に到着する。私はそれまでにバス停にお迎えに行かなければならないので、14時半くらいにはそわそわし始める。9時に息子を送り出してから14時半まで5時間半。たっぷりあるように見えてびっくりするくらいあっという間に過ぎてしまう。
今日は出産内祝いの発送をする予定だったのだが、これが終わらなかった。こんなことすら完遂できない。嫌になる。
「内祝い発送」というタスクひとつを取ってみても、そこには予算を決めて商品を選ぶ、住所と名前を確認する、添えるメッセージを考える、全てを入力し間違いがないことを確認する、決済する、といった複数のやるべきことから構成されている。多分、集中してやれば1時間くらいで終わるのだろうが、この間何度も娘に呼び出される。
「ちょっとくらい泣かしておけば」という人もいるだろうが、私は赤ちゃんの泣き声がストレスだ。こちらに助けを求めているのだから早く居心地の悪さや困りごとから開放してやりたい、と思う。この「助け」には授乳やオムツ替え、甘えだったりがあるわけだが、これも「赤ちゃんが泣く→おむつかな、授乳かなと考える→おむつは濡れていない→授乳してみる→飲まない→抱っこしてみる」などと試行錯誤しているとあっという間に時間が溶けてしまうのである。
内祝い発送タスクも赤ちゃんのお世話も、ひとつひとつは大したことがないように見えるのに、積もると結構なボリュームになる。そして赤ちゃんの方はゲリラ豪雨のように突発的だ。こちらでコントロールできない。別のことをしようとしていたら中断される、ということが何度も起きる。そうしてやりたいこと、やるべきタスクがなかなか仕上がらない。
一見5時間半も自由時間があるように見えて、内祝いひとつ発送できないのである。困ったものだ。
まぁ少しずつ進めるしかない。やっていればいつかは終わるだろう。
ところで、幼稚園のバスはコースが決まっている。年度初めにバスの申込みをすると、幼稚園側でバスのコースを組み「誰々さんは何時にここに立っていてくださいね」という内容の時刻表が配られる。時刻表には登園するときの時刻と、降園するときの時刻が書いてあるが、朝一番最初にバスに乗る人は、帰りも一番最初に降りるよう時間が組まれている。一番最後にバスに乗る人が帰りは一番最初に降りるとすると実質預けている時間が短くなり不公平になるためだろうと思われる。
そして我が家は登園も降園も一番最後の時間になっている。朝のバスに乗るときには息子以外の全員がすでにバス乗っており、息子が乗ってからすぐに幼稚園に到着する。一方帰りは、幼稚園を出発してからお友達が一人ずつ降りていくのを見守り、息子が降りるときには彼が最後のひとりというわけ。
帰りのバスで長時間揺られていると、今年度から始まった新しい幼稚園で疲れているということもあり、どうしても眠くなってしまう。
迎えに行くと先生に抱きかかえられてうとうとしている息子がいた。私は抱っこひもの中に娘がいるので息子を抱きかかえることができない。しかもこのあと行くはずの歯医者は近いのでバギーも持ってきていない。
帰って寝たいと泣く息子をなんとか歩かせて歯医者に行った。これが大変だった。
到着してからはスマートフォンのYoutubeに助けられ、なんとか目を覚ましてもらった。今回も前回同様サホライドという虫歯進行止めを塗ってもらった。
受付の女性が「何観てるの?」と覗き込んだ時、井上涼の選挙権に関する動画を観ているところでコメントに窮していた。すみません。
最近は「びじゅチューン!」を観尽くして、井上涼の他の作品に手を出し始めている。
