
今日は息子の3歳児歯科検診に行った。だいぶ前に役所から手紙が来たのをずっとほったらかしにしていた。
4歳の誕生日までに受診しなければならないということで慌てて予約したのだった。
4月に今の場所に引っ越してきたばかりなので、当然かかりつけ医もいない。どこの歯医者が良いのか分からないが、歯医者選びは重要である。
同封されている歯医者リストを見ながら、とりあえず近そうな場所からホームページを確認していくことにした。
歯医者リストは地区ごとにグループ分けされており、それぞれ住所が記載されている。これを見ながらGoogle Mapで場所を調べていく。
できれば自宅と幼稚園の間に収まる範囲が望ましい。まずはこの範囲で調べてみてめぼしい歯医者が見つからなければ範囲を広げることにしよう。良い歯医者に通うことも重要だが、歯の定期的なメンテナンスも重要だから通いやすさも考慮する必要がある。
いくつかの歯医者をピックアップしたら、まずホームページを確認する。ホームページの雰囲気や医院長の経歴や挨拶、その歯医者が何に力を入れているか等を確認する。美容歯科やインプラントなどには興味がないので、そういったキラキラした雰囲気を感じたら候補から外す。「小児歯科」と記載があれば尚良い(主観です)。
その後、必ずGoogle Mapのストリートビューで病院の雰囲気を確認する。実際に足を運べれば良いが0歳児を連れて出かけるのが億劫なので写真で確認。その病院の門構えを見るとなんとなく雰囲気が伝わってくるものである。中にはホームページがない歯医者があるが、ストリートビューを見れば雰囲気は分かる。また、医者のデータベースなどを確認して信頼できそうか判断する。
こうして、いわば直感で決める。
このうち2つの歯医者で迷ったが、いわばより権威性のありそうな歯医者を選んだ。この歯医者は息子の通う幼稚園の指定病院であり、医院長は地元出身の人だった。
予約の電話をした際、受付の人がたいそう無愛想であったが、口の中を見るのはこの人ではないのでとりあえずは気にしないことにした。
そして今日。幼稚園の延長保育をなしにして、帰りのバス停から直接歯医者に向かった。
相変わらず受付は感じが悪かったのだが、そんなことよりもショックだったのは、息子に虫歯が見つかったことである。
左側の糸切り歯のところが欠けたようになっていることは気付いていた。しかし最近息子は寝ているときに歯ぎしりをすることが多く、噛み締めで歯が欠けてしまったのかなと思っていた。今日は歯ぎしりについても相談しようと思っていたらなんと虫歯だったのだ。気付いたときにすぐ歯医者に行けば良かった。
ちなみに歯ぎしりが常態化している子の場合、もっと全体的に歯がギザギザになるらしい。他の歯は問題ないので歯ぎしりはそんなにひどくないとのことだった。
虫歯が発見されたので治療をしてくれるのかと思いきや、「次回にしましょう」という。私が昔通っていた歯医者もそうだ。一気に治療せず、少しずつ少しずつ何度も通わせる。そのたびに1時間以上待合室で待たされる。型を作ったりするのに外部に発注するため時間がかかる等、工程の都合なら仕方がないと思うが、治療時の点数(料金請求の仕組み)が影響しているのであれば、倍の料金支払うから一回で終わらせてくれ、と思う。
しかし今日はもともと、あくまで自治体の無料検診の予約だったので仕方がないか。「まだ小さな虫歯なのでとりあえず様子を見て、次回虫歯が大きくなっていないか確認します。よく歯を磨いて」とのことだった。こういうときの決り文句である「様子を見る」ってどういうことなのだろうといつも思う。この間にできることはほとんどない。
次回の予約をして検診は終わりとなった。
虫歯の原因についてだが、まず我が家ではグリーンダカラというスポーツ飲料を水で薄めて飲む習慣があり、これが良くなかったと思う。スポーツドリンクはとても甘いので良くないとのこと。まずはこの習慣をやめることにする(Amazonの定期便で購入していたがこれをやめる)。
また、うちの母が甘党のため、里帰りしているときに息子のおやつが甘いものに傾く傾向にあった。私は普段間食をほとんどしないため、息子はずっとお菓子の存在を知らなかったのだが、実家に身を寄せていたときにお茶の時間にチョコレートやドーナツを食べたりジュースを飲む習慣がついてしまった。
そうだ、思い出した。それで水やお茶を飲まなくなったので、毎回ジュースというわけにも行かず、仕方なくグリーンダカラを薄めて与えるようになったのだ。
子どもの歯は乳歯なので生え変わる。だからといって虫歯にして良いわけではないが、今回の発見は生活習慣を見直すべきという警告だったと前向きに解釈し、再発防止策を講じたいと思う。
