あいかわらず息子は毎日パズルをしている。

もうピースをなくしている

ステップ6にも着手

このパズルがきかっけで、電車に興味を持ち始めた。

これまでまったく見向きもしなかった電車図鑑が急に活躍している。

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興味のきっかけはどんなところに転がっているのだろう。

電車図鑑は変わらずずっと本棚にあった。その事実は変わっていない。

しかしあるとき、息子はこの図鑑を自分でひっぱりだし、自らページを繰って調べるようになったのだ。

 

最初、パズルを始めたころは「パズルを完成させる」ということしか頭にないように見えた。つまり、パズルの模様はただの模様でしかなかった。

パズルができると嬉しい。模様が完成した。

もともとトーマスが好きだったので電車や新幹線が描かれているということは認識していたが、それ以上のことは棚上げだった。

 

さて、息子はパズルができたという成功体験が嬉しくてパズルを毎日するようになった。

パズルを毎日やっているうちに、だんだんと余裕が出てきた。

完成した絵柄を見る余裕が出てきたのだ。ここで完成した絵に文字や説明が書かれていることに気づく。

息子は文字が読め、たまたま固有名詞に興味を持つという特性があっただけかもしれないが、ここで電車に色々なデザインがあり、それぞれに名前がついているということに気付いたのだ。

 

そして息子から電車に関する質問があったとき、すかさず件の電車図鑑を出し一緒に調べることで、知識がどんどん広がっていく楽しみを気づかせることができたのだと思う。

私も夫も電車の知識はまったくなかった。ただ、子どもと一緒に図鑑をめくりながら電車のデザインの特徴や共通点、違いについて話し、名前の共通点について話し、図鑑の並び順について話してみたりした。

 

自分の気づきを話し、相手から反応をもらう楽しさ。

興味や知識ってこうやって広げていくものなのではないだろうか。

 

息子がパズルの絵柄について質問してきたとき、「忙しいからあとでね」「ごめん、分らないや」とないがしろにし続けていたら、きっとこの興味の種は育たなかったのではないかと思う。

いつでも全力で子どもの相手をしてあげられるわけではないけれど、些細なきっかけを見逃さないことが子どもの興味を育てる上でとても大切なんじゃないかなと思ったりする。

 

 

京野
ばいちゃ!

 

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