会社に提言を残す

今日は息子を幼稚園に送り出してからオンライン軍師の「参謀」面談。午前中に1件、午後に1件。

 

そのうちのひとりは既に転職活動を終え、6月に退職を控えている。そこで、

・まずは4-6月で円満に退職するための準備をし

・その後充実した有給休暇を過ごすために何をすべきかを考え

・次に新しい会社でどのようなキャリアを築いていくかを考える

という3つのフェーズで「自分プロジェクト」を進めることにした。

 

私は話を聞くとき、その人の「真の目標」を探ることを意識している。どこに向かいたいのかによってアドバイスや計画は変わってくるからだ。

真の目標とは遠くのゴールに紐付いている。

 

ところが、遠本人が設定した「近くのゴール」が「遠くのゴール」と食い違っているケースは意外と多い。

短期目標のゴール設定を間違えている場合、どんなに完璧な計画を立ててもなかなか達成できないため、まずは「そもそもそのゴール設定が正しいのか」を検証する必要がある。ここが非常に重要。

検証には長期目標を共有してもらう必要があるので信頼関係が必要になってくる。

だから私も誰でも参謀になれるわけでもない。

 

ところで、私はこれまでご本人が決めた「短期的な目標」のプランニングのお手伝いや伴走をたくさんしてきたけれど、「参謀」という名前にあるように、今後人生戦略を一緒に練るパートナー=参謀になれたら良いなと考えている。

私自身作戦を練ったり課題を解決することが面白いと思っているし、私のこれまでの経験や知恵が誰かの役に立つなら嬉しいと思う。

こういう考え方ややり方があるんだということや作戦を練る楽しさを知ってもらい、さらにそれによって人生が面白くなるという経験を味わってもらえたら良いなと思う。

 

 

前回の面談では、退職する際の引き継ぎ作業をどのように進めていくのか計画を立てた。業務の洗い出しなどの宿題を出していたため進捗の確認などを行った。

そして、今回は会社に提言を残すことを勧めた。

私の身近には退職する際、会社に提言を残す人が多い。去るのだから関係ないといえばそのとおりかもしれないが、有益な提言を残したメンバーは退職後も感謝される。

また、退職する際の提言は会社の上層部に届く可能性が高く、実際に取り入れられることが多い。退職する本人にとっても務めた会社に自分の声を残すことができる良い機会であるといえる。別に退職するタイミングでなくても提言はできるが…。

写真は、神社に行ったときに撮った鳥居。新緑が美しい。

 

 

京野
ばいちゃ!
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