
今日は息子の午前保育。朝、息子を幼稚園に送り出したあと、娘が寝たので書道の課題を書くことにした。楷書の課題がまだ納得いく仕上がりではなかったため。
最後の文字に差し掛かったあたりで娘が「ふぇーん」と言い出した。今泣くか今泣くかという感じで気になったものの、なんとか耐えて書き上げた。最後、線が曲がってしまったがご愛嬌。今度こそ書道の課題は完了。
60点で合格すれば良いと言いつつ、合否が不安で少し書きすぎた感がある。
お昼に息子がバスで幼稚園から帰ってきた。お昼ごはんを食べさせてから、息子と娘を連れて車でピアノ教室に向かった。
実家にいた頃、幼稚園で園内のピアノ教室に通っていた。今年の4月に自宅近くの幼稚園に転園してからもピアノ教室にだけは通っていたのだが、あるとき「通園している生徒でないと園内の習いごとは利用できません」と追い出されてしまった。
既に月謝は支払っているため、同じ先生が受け持っている園外の教室で振替えレッスンをしてもらうことになったのだった。
初めて行く教室は土地勘のない場所で、カーナビをセットしたものの、入り組んだ路地に入っていくと周囲は住宅街でピアノ教室らしき建物は見当たらない。余裕を持って出発したはずなのに時間がぎりぎりになってしまい、焦って車を切り返しバックしたら、電柱にくくりつけてあった看板に車をぶつけてしまった。焦るとろくなことがない。
子どもが生まれてからつくづく思うのは、時間にはかなり余裕を持たなければならないということだ。
いざ出発しようと思ったらおむつが濡れているということは日常茶飯事で、おむつ交換していれば5分なんてあっという間に経過する。ときにはうんちを漏らしていて着替えが必要になったり、コップを倒して床がびしょびしょになったり、とにかく想定外の事故が多発する。
出かけるときの荷物も多い。おしりふきや水筒、おやつ、ガーゼ、授乳ケープ、抱っこひも、暇を持て余したときのおもちゃなど、色々なシーンをあらかじめ想定して準備する必要がある。
そして無事出発してからもベビーカーの通れる道は限られている。自分ひとりだったら階段を駆け上れば良いが、いちいちスロープやエレベーターを探す必要がある。ときにこれが大変な遠回りになる。
とにかく時間に余裕を持って行動することが大事だ。ギリギリで焦るというのはとにかく精神衛生的に良くないし、事故につながる。回避できるリスクは回避すべき。
そんなわけで車をぶつけて大変落ち込んだ。見込みが甘かったのだ。
以前、幼稚園内でレッスンしていたときには娘を母に預けていたが、今回は娘連れだったということも機動力を鈍らせた。
ピアノ教室は防音室が何部屋か用意されており、そのうちのひとつで行われた。私は後ろの方で見守っていた。
ピアノのレッスンは30分間しかないので、10分遅れたら3分の1が無駄になる。レッスンに遅れるとかなりもったいないと思う。
以前、幼稚園内でレッスンしていたとき、幼稚園のお迎え時間のレッスン枠がかなり人気で取れなかった。
幼稚園の正課のあとにレッスンを入れれば、ピアノの先生が教室まで迎えに行きそのままレッスンしてくれるため、わざわざ親が送り迎えをする必要がないからだ。
しかし、実はこのお迎え時間はレッスン時間内に含まれている。幼稚園児の足で教室からピアノのレッスンをする部屋まで歩くと、10分以上かかってしまうということを考慮する必要があるだろう。
帰り道は渋滞に巻き込まれて帰るのに1時間以上かかってしまった。慣れた先生が良いという点はあるものの、これは通うのには現実的ではないなと思った。ということでピアノのレッスンは辞める予定。
習いごとで一番重要なのは先生だが、通いやすさも無視できない。
