アドバイス

今日は、昨日摂取した新型コロナウイルスワクチンの副反応で丸一日潰れた。高熱などは出なかったものの、終始頭が痛くほぼ寝たきり状態だった。

 

午後、後母から電話があった。

昨日書道の先生に会う用事があったので、私が母に送った作品の写真を先生に見せてアドバイスを預かってきてくれたという。

楷書、硬筆は問題なし。行書については、墨をつけるべき場所、かすれるべきポイント、バランスの修正があった。

必要最低限の的確なアドバイス。

こういう的確なアドバイスは、自分よりずっと上にいる人しかできない。何段も上にいるから景色がよく見えるのだ。

 

チャレンジングな仕事は、苦労も多いが学びも多い。

しかしこのときチャレンジのレベルが高すぎると、勘どころがなさすぎて一体どこからどう手を付けたら良いのか皆目見当もつかず迷走して終わる。結果失敗しても、誰かの助けを借りて成功しても、一体何が自分の課題だったのか認識することができず、学びの効果はかなり薄い。わけがわからないうちに終わってしまったという感想しか残らない。

課題設定時は、がんばってなんとか自力で成し遂げられるくらいのレベルにすることが重要である。そして、自分より何段も上にいる者を相談役につけてもらえると良い。

 

たとえば、自分でなにかビジネスをしたいと思ったとする。そして、自分ひとりでは無理だと判断して誰かの助けを借りることにしたとする。このとき、ビジネスを始めるにあたって自分の身の丈が相応しいのかを見極めることが重要である。実力が不足すると思うなら、まずは身の丈に合ったレベルで始めるか、先に自分のレベル上げをしなければならない。

自分の実力が伴わず外部のコンサルタントの力を借りて成功したとしても、その成功を続けるためにコンサルタントの力を借り続けなければならなくなってしまう。

山登りで酸素ボンベがないといられない場所まで登ったら、そこにとどまるためにずっと酸素ボンベをつけ続けないといけないということを忘れてはならない。

 

 

夫が息子を連れて出かけたのでこの間にまた練習した。楷書と行書を何枚かずつ繰り返し書くことで、筆使いに新たな発見がある。アドバイスのメモを見ながら癖を修正していく作業。

繰り返し書いているうちにだんだんと仕上がってくるのが分かる。スマートフォンで写真を撮って都度、母に送信する。

先生のお手本と並べて撮った写真を見ると改めて自分の作品が客観的に見える。全体のバランスが重要。

失敗の山

一旦、提出する作品ができた。来週実家に届けて母に作品を託し、先生に見てもらって問題なければ終了。

 

写真は、神社内で撮った建物。

 

京野
ばいちゃ!
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