
ぼんやりしていたけれど、幼稚園が始まるというのに持ち物の準備や名付けがまったく終わっていないことに気付いた。
もともと実家近くのプレ幼稚園に通っていたので、だいたいものは流用できるだろうと油断していた。
困ったときの軍師コミュニティ…ということで相談してみると、便利な名前つけツールをいくつか教えてもらった。最近はいろんな商品があるんだなぁと感心。
そして、こういうのはAmazonよりも楽天が強いのだな、と再認識。
※ 今回使ったグッズは楽天ROOMにまとめました。
洋服のタグにつける名前シールはデザインも良く、つけるのも簡単で便利だし、お名前スタンプも靴下の名付けに活躍した。
お名前スタンプは様々なサイズがセットで黒と白のインクが同梱されており、黒い靴下にも押せるようになっている。
しかし、今回初めて知ったのだが、息子が愛用しているミキハウスの靴下にはすべて、内側に名前を書く白いスペースが用意されており名付けが簡単だった。こういう細やかな心遣いにブランド価値を感じた。
息子は洋服もほとんどミキハウスを愛用しているが、今度通う幼稚園は私服通園のため、激しく汚れそうである。
幼稚園に置いておく着替えのことも考えると、今後はすべてミキハウスというわけにもいかなくなりそう(予算の関係)。この時期はサイズアウトも早いし。
今更ながら幼稚園の書類を読み直すと、着替え袋が足りなかったり、ハンカチ・ティッシュを持たせなければならないことが分かったり、帽子にワッペンをつけなければならないことが分かったりした。改めて、この手の書類を読むのが苦手だと思った。
特にワッペンを付けるのが面倒で、「最初から幼稚園のロゴ入りの帽子を作ってくれよ」と思うが、無地の帽子だから価格が抑えられるのだ。そしてその分の手間が親にのしかかってくる。
裁縫セットもミシンも持っていないので、これを機にソーイングセットを買うことにした。これまでずっと、よくホテルのアメニティで置いてある裁縫セットで凌いでいたのである。
久しぶりに手縫いをした。
今はインターネットで縫い方を検索すればすぐに調べられるし、YouTubeなどの動画でも解説があるので便利だ。
ワッペン付けは最初手こずり、失敗してはやり直したりしていたが、縫い進めてしばらくすると、運針が安定してきた。
書道などもそうだ。しばらく練習すると勢いに乗り安定するフェーズが訪れる。
最初は色々なことに気を配るため、かなりの集中力が必要だ。ワッペンを持つ手や縫う間隔など、ともすると不必要なことにも集中力の一部を使ってしまう。
試行錯誤しながら方法を探るのに頭も使う。
しかし一度流れができてしまえばあとはそれをこなすだけの作業になる。どこをどう気をつければ良いのかなど、ことこまかに気にする必要がなくなり、作業自体に集中できるのだ。
流れができたあとは集中こそしていれど、それは必要最低限の集中力で、身体は自動的に動き作業に没頭していく。マインドフルネスとはこういうことか。
そういえば、昔、受験した高校で毎朝一定時間お裁縫をするという学校があった。たしか波縫いだったと思うけれど、卒業するころには最初よりずっと長く正確に縫えるようになっているということだった。なかなかおもしろい習慣だと思う。
あとから知ったが注文時に名前を入れてくれるものもある模様。楽をするための知識があると強い。
