社内システム

何年か前に会社の社内チャットが廃止されてSlackに変わった。社内チャットは弊社が開発したシステムであり、メーラーに組み込まれていた。

社内チャットとSlackの一番大きな違いは過去のメッセージが蓄積されるか否かという点だ。

社内Slackの何が便利かというと、過去に誰かが質問したことの回答が横断的に検索できる点だ。グローバルカンパニーあるあるだが、社内イントラ(社員用の社内情報ウェブサイト)における日本語検索機能が本当にイケてない。単語で検索してもヒットしない、もしくは情報が見つかったと思うとグループ会社のページだったりする。永遠に回答にたどり着けない検索システムである。果たして日本語の問題なのか。

Slackが導入されてから、私は調べたいことがある場合イントラの検索機能よりもまず社内Slackを検索することにしている。

ところが弊社の場合、過去のメッセージについているリンクが多々切れていて辟易する。理由はアメリカ本社の意向なのか、社内のシステムがしょっちゅう変わるためだ。制度に関するWebページの対応が間に合っておらずリンク切れが多発するというわけ。

良いものがあれば気軽に変えるという柔軟性は評価するが、こうもしょっちゅう変わっているともう少し選定に慎重になってはどうか、と思う。社内システムの変更は社員に対してオーバーヘッドがかなり大きい。せっかく溜まった知見もゴミになる。

 

写真は、庭に咲いたさくらんぼの花。

京野
ばいちゃ!
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