手元記録

娘の授乳記録はApple Watchで記録している。

病院では紙に記録していて、長男のときは退院しても途中まで病院でもらったノートに記録していた。

その後、いろいろなアプリを試行錯誤して結局「育児ノート」というアプリに落ち着いたのだった。

そんなことすら今回の出産まで忘れていたのだが、昔の記憶を掘り起こしてこのアプリを復活させた。

今は新しいアプリがたくさん出てきていると思うし、アプリ自体はなんでも良いと思うのだが、Apple Watchで記録できるというのが最大のポイントだ。

子育て中はスマートフォンを肌身離さず持っているわけでもない。ルームウェアでいることがほとんどでポケットにスマートフォンを入れているとも限らない。子どもが泣いたらすぐに駆けつけ、そのときにスマートフォンを持っていないということもある。また、子どもを抱きかかえながらスマートフォンを操作するのも億劫だったりする。

そんなとき、Apple Watchは常に腕に巻いているから、手元にないということがない。授乳を開始したらボタンをひとつタップするだけだ。排泄の記録も腕でできる。とても便利だ。

授乳タイマーは止め忘れてしまうこともしょっちゅうだけれど、開始時間が分かればだいたい何時間前に授乳したか分かるから問題ない。

昔は正確に記録することに神経質になっていたこともあるけれど、目的を考えてみれば記録自体に意味があるわけではなく、あとどれくらいで授乳時間になりそうか、おむつ替え時間になりそうかが分かれば良いのである。

 

何を隠そうApple Watchは長男出産後、授乳記録を手元で行いたいという理由で購入したものだ。つまり長男が生まれたときに買ったものなのでもう3年以上これを使っていることになる。

当時、夫がApple Watchを注文してくれたのだが、里帰りしていた実家にApple Watchが届いてすぐ、新しい機種が発売されたことを知った。

私は新しい機種が欲しくなり、このApple Watchを返品することにした。母はせっかく注文してくれたのに返品するなんて、と言っていたが、せっかくのプレゼントを不満を抱えたまま古い機種を使うよりは、欲しいものに取り替えるチャンスを活かすべきだと考えた。

Appleは「新しい機種が欲しいから」という理由を返品理由として受理してくれたのだ。こうして差額を支払い、私は当時の最新機種のApple Watchを手に入れたのだった。

 

 

 

写真は、庭の椿。

京野
ばいちゃ!
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