
息子はここのところ毎日、百人一首かるたで遊んでいる。
上だけでなく、下巻も開封して百人一首大会。一度は隠した百人一首かるただが、息子が探すので結局全部解禁することにした。
相変わらず自分で読み札と取り札を組み合わせて、NHK for School アプリで答え合わせする方式が気に入っているようだ。
「明けぬれば〜」というかるたを読みながら、「これは…あけて、ぬれたということ?」「分かった!ドアを開けて〜ドチッとぶつかって、川に落ちて濡れちゃったんじゃない?」などひとりで呟いている。愛らしい。
最近は意味を聞いてくるのでこちらも調べながら応戦。
以前「にほんごであそぼ」の中で百人一首が取り上げられ、意味を解説する場面で「逢えないなら死んでしまいたい」というような内容が紹介されたことがあった。
それを聞いた息子は「死にたい!?どうして!」と驚いていた。これまた説明が難しい。
合わせたかるたは「同じシリーズ」と言いながら箱にまとめるのがブームである。
たとえば、男の子シリーズと女の子シリーズ、テレビに出てきたシリーズ、同じ言葉(「あさぼらけ」など)が含まれているシリーズなど、いろいろな切り口で仕分け作業をしている。
さらに仕分けたかるたを別の場所に並べたり保管したりする。たとえば女の子シリーズは机の上に並べ、男の子シリーズはキッチンの床に並べ始める。テレビで出てきたシリーズは専用の箱に、同じ言葉が出てくるシリーズは袋に入れたりする。
今日はかるたの絵柄が男か女かで仕分けしていた時、両方描いてあるかるたがあってどうしようと悩んでいた。
この遊びをしているうちに百人一首をたくさん覚えた。
そういえば、国旗ブームの時も似ている国旗を「シリーズ」と言って分類していた。
別の場所に置くので紛失しやすいのが悩みだが、本人が飽きずにやっているので見守ることにしている。
