死

息子が急に「死ぬってなに」と質問してきた。「死ぬと起きないの?」と立て続けに聞く。

一瞬言葉に詰まって「そうだよ」と答える。

すると「どうするとそうなるの?」と息子。

 

どうすると死ぬのかってことだよね。

うーん、難しいな。

 

お母さん、道路渡るとき君に「右見て左見て車が来ないねっていうのを見て渡ってね」ってお話ししているでしょう?

どうしてかっていうとね、もしも車が来てドンってぶつかってきたら痛い痛い!ってなって死んでしまうことがあるかもしれないんだよ。

その他にもすごーく高いところからジャンプすると怪我しちゃって、いっぱい痛いってなると死んでしまうこともあるんだよ。

 

「いやだ!」

 

うん、いやだよね。だからお母さんが「あぶないよ」って言ったときにはストップしてほしいんだよ。

どうして君に注意するかっていうとね、お母さんは君のことが大好きだから、痛くなったら嫌だし、死んじゃったりしたらとっても悲しいからなんだよ。

 

こんなふうに説明してみたけれど伝わっただろうか。

今回外傷のことがまっさきに思いついたけれど、コロナ禍のいま、ウイルスの話もすればよかっただろうか、などと思った。

いや、むしろまだ死については曖昧にしておいた方が良かったのだろうか。

 

3歳になって言葉が達者になってきて、だんだん質問が難しくなってきた。

 

 

写真は、実家の庭にある梅の花の蕾。だんだんと春めいてきた。

 

 

京野
ばいちゃ!
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