
実家にいると、いろんな人が入れ替わり立ち替わりリビングにある息子の遊び場エリアに訪れる。
息子は来た人を捕まえて質問攻撃をする。
見ていて面白いのは人によってアドバイスが変わること。そしてそれを取り入れて進化する息子。
毎日息子を観察しているのがとても楽しい。
昨日の夜、弟が仕事から帰ってきて、息子が作って置きっぱなしにしていたブロックをしげしげ眺めていた。
先週末、弟とトンネルを作ったときのアイデアを取り入れて進化しているという。
たしかに、夫と一緒にブロックで遊んでいたときはお城みたいな高さのある作品が多かったが、今日使っていたのは平家型にトンネルが合体したものだった。
さらに今日、今度は父を捕まえて、自分が組み合わせたいブロックがなぜ噛み合わないのか質問していた。拙い言葉で一生懸命伝えようとしている。
見ていると父は、夫とも弟とも説明の仕方が違う。
いろんな人がいるといろんな教え方があって面白い。
隣で見ながら余計な口出しをしないよう気をつける。困ったときにどうするのかも含めてなるべく見守る。
誰かに聞いた解説を他の人に自慢げに説明する息子のようすも興味深い。ちゃんと人の話聞いていたんだなぁ、3歳でも自分でここまで説明できるのかと感心する。
自分が知ったことを誰かに伝えたいと思う。そのときに相手に困らない点が、大家族の利点だと思う。
これがマンションに私と2人だったら、私と話したことを披露する相手がいない。
人から人へ、インプットとアウトプットを繰り返す練習ができることで言葉が急速に上達したと感じる。
写真は、黙々とブロックで遊ぶ息子。

京野
ばいちゃ!