カメラな毎日

カメラが楽しい。

 

T君に「カメラを買ったら毎日撮ると良い」と言われていたのでとにかく愚直に毎日写真を撮っている。

とにかく最初はたくさん撮って、あとで見返してみると「これなんかいいな」という写真が見つかる。そしたらいずれ「これどうやって撮ったかな」「なぜこの絵が好きなのかな」という思考になるのだ、とT君は言った。

 

産後、入院している間に家に単焦点レンズが届いたとメールが来ていたので、わざわざ父に病院まで届けてもらった。

入院中は外に出られるわけでもないので、病院内を散策しながら毎日写真を撮っていた。ちょっと不審者。

 

単焦点レンズを付けて近くのものを撮ろうと思ったら、ピントが合わない。結構離れないといけないんだな、と感じてT君にボヤいたら、最短焦点距離というものがある、と以下のリンクを教えてもらった(このくらい自分で調べれば良かった)。

 

 

単焦点レンズは今更だけどズームイン、ズームアウトができないので、基本的には自分が積極的に動かなければならない。

ふと、以前T君が「ズームに頼るのではなく自分が動くことが大事」と言っていたことを思い出した。これはなにも単焦点レンズに限った話ではないのだ。ズームできるレンズだったとしても、ズームと距離の掛け算で写真が決まるため、基本的にはやはり自分が動くのが鉄則なのだ。

 

病室の窓から富士山が綺麗に見えたのでカメラで撮ってみたら、リアルで見るよりちっぽけな感じになった。ううむ、風景の写真は難しい。どうも見た以上にはならない。かといって、旅行パンフレットによくある花火大会や紅葉のように、実際よりも盛られている写真もなんだかなぁという気がする。

 

T君に「なかなか素人感が抜けない」とボヤいたら「勇気ある引き算が必要」とアドバイスをもらった。

このようなカメラに関する何気ない雑談が楽しい。

 

ところで、こんなに楽しいカメラだが、Twitterで呟いたり誰かに積極的に話したりはしていない。

カメラの話をしているのは、今のところこのブログとカメラを買うときに相談したF氏、T君、それと弟だけ。

大切な趣味にしたいものはこうしてこっそりやるのが良いと思っている。

SNSで繋がりを求めることも否定はしないけれど、他人からの承認欲求と自分の趣味が混同しそうなので私は避けたい。

こんな調子でのんびりと楽しみたい。

 

 

写真は、個室病棟のカフェテリアラウンジ。飲み物が自由に楽しめる。

 

 

京野
ばいちゃ!
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