破水

とうとう破水した。

 

明日はオンライン軍師コミュニティでNotionの勉強会をする予定になっていたので、息子が寝たあと資料を作っていた。

このとき既になんとなく予感があった。

 

今週から38週。もともと検診のときから赤ちゃん大きめですね、と言われていたし、今回は早いかもしれないという覚悟はしていた。

 

「でもね、明日は確定申告のために税務署相談予約をしているの。だからあと1日待って…。」

 

昨年、オンライン軍師の開業届を出した。今年初めて青色申告にチャレンジしようとしていた。

 

2月出産の予定だったので、準備は早めにしていたものの、初回なので念の為、税務署の無料相談で不備がないか確認してもらおうと思っていた。

市区町村の税務課に電話相談したところ、国税庁の公式LINEから相談窓口の予約ができると教えてもらい、無料相談予約をした矢先だった。

 

布団に入るとお腹がポコポコ動いていて、赤ちゃんが降りてきているなぁという感覚があった。

と思ったのも束の間、下半身に生温かみを感じた。

隣で寝ている息子を起こさないようそうっとトイレに行ってみる。

案の定、パジャマが結構濡れている。おしるしもある。

 

すぐに2階で寝ている母に連絡。病院にも電話した。

2回めの出産ではあるが、こういうときにはどうも頭が働かない。病院の連絡先と診察券番号を書いて壁に貼っておいて良かった、と思った。

こういうときはアナログに限る。

 

入院グッズを持ってすぐに病院に向かうことになった。

バタバタと支度をしていたら息子が起きてしまった。

午前2時。機嫌が悪い。

3歳の息子は最近、成長痛なのか夜ときどき膝が痛いと泣くことがある。

おそらく私はこれから入院になってしまうと思われたので、なるべく息子の心のケアをしてやりたいと思った。

ぎゅっと抱きしめて足をさすってやる。

その間も羊水がジャバジャバ出ているのが分かった。

 

母が連絡したらしく父と弟も起きてきた。夫にもメッセージを送ったが既読にならない。

電車も動いていない時間なので無駄に起こすことはないと思い、繰り返し電話などはせずスーツケースとリュックを持って病院に出発した。

 

いよいよ第二子のお産が始まる。

 

 

写真は、登園自粛中、自宅でワークをする息子、3歳。ワークが大好き。

 

京野
ばいちゃ!
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