
美容院に行った。出産予定日が近いので今のうちに髪を切っておこうという算段。
本当はもっと前に行こうと思っていたのだけど、新型コロナウイルスの感染が急激に拡大し始めたため、もともと予約していた街中にある美容院の予約をキャンセルして、実家の近くの美容院を探した。
インターネット予約の初回限定クーポンを利用して、カット、カラー、トリートメントのセットを注文。
予約していた時間ちょうどに到着すると、受付の前に配置されたソファに案内され、カルテを書かされた。
名前、住所、生年月日などの個人情報に加え、希望の髪型やこれまでに経験したトラブルなどに関するアンケートなど。これを2分ほどで書き終えて受付に渡す。
それから席に案内されるまでなんと30分以上かかった。何のための予約なのか。
アシスタントの人に案内され、鏡の前の席で待機。
席にはタブレットが置いてあり、その端末で様々な雑誌が読めるようになっていたが、私はKindleを持参していたので自分の本を読んで待つことにした。
13時半に予約していたが、担当の美容師さん(予約時に指名)と対面できたのは14時7分である(思わず時計を見た)。
簡単なカウンセリングがあり、カラーの準備が始まる。
そういえば、私はこれまで自分には白髪がないと思っていたのだけど、後頭部に白髪が2本ほど確認できると言われた。ついに白髪デビューである。
カラーリングの待ち時間にはカフェさながらの飲み物が提供された。ジュースや珈琲などメニューから選択するとアシスタントの人が席まで飲み物を運んでくれる。
シャンプーは気持ちよくて思わずうとうとしてしまうほどだったし、その後は肩のマッサージもしてくれた。
途中、お手洗いを借りると「事前に確認してまいります」と部屋の中を確認し(おそらく毎回掃除をしていると思われる)、場所の案内をしてくれる。トイレは綺麗だしアメニティも充実している。
そしてドアの前で待機していてまた席まで案内してくれる。
美容院のアシスタントの人はいろんな仕事をこなすのだな、と思った。ずいぶんと過剰サービスである。
私にとって美容室は髪をメンテナンスしてもら場所であり、技術さえしっかりしていればなんでも良い。
そんなこんなで結局終わったのが16時。計2時間半。疲れた。
子どもが生まれたらしばらくは美容院に来られないだろうから、髪は短く整えてもらった。
ちなみに帰りの迎えが来るまでの間、ソファー席で待たせてもらい、このときにもひざ掛けやクッション、お茶のサービスがあり、席でスマートフォンの充電もさせてもらった。
すごいおもてなしだと思うけど、もう少し効率化して短時間で終わらないものかな、と思う。
