カメラ探訪5ー自分で決める

前回の続き。

 

ケーズデンキでもらってきたパンフレットを毎日眺めてはカメラのことばかり考えている。

やっぱりオリンパスのカメラは可愛いなぁ。でも将来性を考えてSONYにしておいておいた方が無難な気もするし、エントリーモデルとしてはやっぱりCanonのKiss M2が優秀な気もする。

デザインで言ったらオリンパスか、いっそ奮発してSONYのα7シリーズに行ってしまおうか。

うーん、もう一度実物を握りたい…。カメラのレンタルも考えたが割と値が張るんだよなぁ…。

 

これまでの経験から、駅に近い家電量販店ほど品揃えが良く、行った中ではケーズデンキが(店員の対応は一番悪かったが)一番たくさんのカメラを展示していた。

 

よし、もう一度じっくり見に行こう、と思った。

 

冬休み明けで息子の幼稚園が再開していたので、その間にケーズデンキを再訪した。

すると、今までアナログ可愛いと思っていたオリンパスのOM-Dのダイヤルが、今度はなんだかにぎやかすぎるように感じる。

SONYのα6000シリーズに対しては相変わらず食指が動かず、α7C、α7Ⅲについては初め良いと思ったが、重さがネックになりカメラが続かなくなるのではという懸念を生じさせた。

CanonのKiss M2については相変わらず謎の安っぽさを感じるし、EOS M6 MarkⅡはファインダーが外付けになる点が気になる。

しかし、前回気づかなかったが、商品棚の側面側にディスプレイされていたCanonのEOS RPはかなりバランスが良いのでは?

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こんなふうに、毎日ぐるぐると考えながら自分の中に起こる変化を観察するのも面白いと感じる。こうもものの見方が変わるものか、と思う。

 

一番最初は「店員さんが勧めるのが良いっぽい」と鵜呑みにし、次に「やっぱり自分はこれが可愛いと思う!」と確信し、だけど「やっぱりどれも同じに見える」という道を通って「本当に自分に合っているのはこれだ」というのが見える。そんな紆余曲折を経た感じ。

その間「早くカメラで遊びたい」という衝動が何度も訪れるが、それをあえて焦らして悩むことを楽しんでいる感覚さえあった。

 

こう考えてみると、答えが重要なのではないなと思う。

色々と考えて最終的に決定したものが、たとえ店員さんや友人が勧めたものと同じだったとしても、「自分で考える」というプロセスを経たかどうかで(自分にとっての)結果はまったく違ったものになる。

自分で調べて、何度も実物を触って、友人に相談に乗ってもらって、悩んで悩んで悩んで「自分で決めた」カメラだから、愛着も湧くし楽しいのだ。

 

 

写真は、息子と散歩しているときに通った川。生き物はぜんぜん見当たらない。

京野
ばいちゃ!
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