
前回の続き。
「もっとたくさんのカメラを触ってみたい」と思い始め、今度はヤマダ電機に行ってみた。
すると、前回行ったコジマ×ビックカメラよりは置いてあるカメラの台数が少し多かった。
色々なカメラを触っているうちに、段々と軽さを売りにしたミラーレスカメラが物足りなく感じるようになっていた。
方針がブレ始めていた。
「どうせなら最初から(予算を上げて)ハイスペックなカメラを買うべき?ミラーレスではなくいっそ一眼レフにすべき?」
いつの間にか「正解はどれなのか」という答えを探すようになっていた。
デザインが可愛いオリンパス、使いやすそうなCanon、勢いのあるSONY、今私が買うべきカメラはどれ?
↑私見です。
自分が求めているカメラがだんだんと分からなくなっていた。
それで「カメラに詳しい人に意見を聞きまくる」という愚行に出ていた。
しかし、当然「私がどのカメラを買うべきか」の答えを他人が持っているはずもない。
それぞれのメーカーにこういう特徴がある、カメラの機種にはそれぞれこういう違いがある、という「事実」があり、その事実をもとに自分にとっての「意見」つまり「こうしたい」を決める。
そのときに「決める」ことができるのは本人である私だけだ。
ここに来てようやく、私はカメラについて無知すぎるのかもしれない、と悟った。
「決める」ための前提となる判断材料を持っていないのだ、と。
だって、お店で実際にカメラを触ってみても、設定ボタンの意味も分からなければ、商品タグに書かれている数字の意味もまったく理解できないのである。
分かるのはデザインとグリップ感と重さくらい。しかも重さはつけるレンズによって変わってくるという。
つまり店頭では必ずしも同じ条件で比べられているわけではないのだ。
サンプルでついているレンズの種類も分からなければ、撮影モードの違いも分からないのだから、正確な比較ができていないということではないか。
自分なりにカメラのことをもっと調べてみようと思った。
Webサイトや個人ブログだけでなく、最近はYoutubeでカメラのことを発信している人が多いので情報収集しやすい。
そしてYoutubeを見漁っているうちに、今度はだんだんとスペックの高いカメラが欲しくなってきた。
SONYはα6000シリーズのデザインには食指が動かなかったけれど、αシリーズは良いかもと思い始めた。
こういうのよりは↓
これとか↓
これとか↓
ガッツリカメラ感があるものに惹かれる。
完全に予算オーバーである。「どうせ買うなら…」と自分に言い訳を始めていた。
しかしこのあたりの機種はコジマ×ビックカメラにもヤマダ電機にも置いていなかった。
Fさんがくれたリンクを見ながら、「あぁ今都内に住んでいたら…!」と悔いた。
カメラ探しの旅は続く…
