昨日の宣言どおり、今回から数回にわたって、奈賀井さん(@Fushimikko0229)のお片付けサービス「ORDENAMOS(オルデナモス)」を紹介するとともに、京野家がどのように片付いていったのか、その軌跡をまとめてみたい。

 

奈賀井さんはさまざまなお片付けの資格を持つワーキングマザーだ。
本業の傍ら片付けサポートを立ち上げられている奈賀井さんだが、ご自身は汚部屋経験者とのこと。

モットーは「片付けなくても死なない!」である。

これから「片付けよう!」という相談者に向かって「片付けないくても死なない」と言い放つとはこれ如何に?と思われるかもしれないが、これは「そもそもあなたはなぜ片付けたいと思うのか」という本人の価値観に問いかける重要なメッセージだと思う。

私はオンライン軍師で目標達成の伴走をしているが、何かをやりたい、達成したいけれどできないという人の主な原因は以下の2つに集約されると考えている。

  • その目標が本人の真の目標ではない
  • 目標達成の方法論がわからない

やり方が分からないという人に対してはHow Toを授ければ良いが、真の目標が分からない人は何を試しても満足できないし、そもそも人間は本当にやりたいことでもないのに辛いことに耐えてがんばれるほど鈍感にはできていない。

 

ところで、奈賀井さんのお片付けサービスの特徴のひとつが丁寧な面談にある。

実際にお片付けに着手する前に、事前に回答したヒアリングシートをベースに一対一の面談が設定されるのだけど、奈賀井さんはこちらの声に耳を傾け、適宜質問を投げかけながら心の声を引き出してくれる。

 

奈賀井さんはこれまでのお片付けサポートを振り返りながら言う。

「お話をしているうちに、クライアントさん自身が、モヤモヤしている原因が実はお片付けとは別のところにあったと気づかれるケースもある」

 

お片付けはあくまできっかけや手段に過ぎない。

あなたの部屋が片付かないのは何故なのか?

その原因を深堀りしてみると、新たな自分の課題に気付けるのかもしれない。

 

 

さて、今回奈賀井さんと一緒に開発したのは、Trelloというアプリを活用したお片付けサポートサービスである。

Trelloはもともと、「カンバン方式」という、カードを直感的に移動させることによりToDo管理ができるというツールなのだが、これをお片付けの進捗管理に利用した。

実際にやってみたところ、このようにエリア別に写真ベースで整理できる点が片付け記録にとても有効だと感じた。

 

img01

 

ひとつひとつのカードの中でチャットのやり取りができ、困ったらすぐに奈賀井さんに質問することができる。

スマホひとつで完結するので、思いついたときコメントを入れ、スキマ時間に返信を確認できる点も良かった(通知を受け取ることもできる)。

 

img02

カードの中にこれまでのお片付け履歴がログとして残るので達成感が感じられるし、その成果を見守っていてくれる人がいるというのも心強く、とてもありがたかった。

 

今回奈賀井さんにサポートいただくことによって、引っ越してからまったく手付かずだった新居の片付けがびっくりするくらいサクサクと進んだ。

自分ひとりではなかなかできなかった(そもそも腰が重たかった)けれど、サポートしてもらうことでこんなにも進むんだなぁと驚くばかり。

 

各場所のお片付けの詳細は、別記事にてご紹介したいと思う。

 

【お片付けBefore/Afterの例】

  • 左:8月15日
  • 右:8月26日

img03:8月15日

img04:8月26日

  • 1, 2枚目:9月18日
  • 3, 4枚目:12月27日

img05:9月18日

img06:9月18日

img07:12月27日

img08:12月27日

 

  • 2022/01/18 追記

 

京野
ばいちゃ!
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