
今日は息子と母とスーパーへ出かけた。
母が買い出しをしている間、息子と本屋さんを見て回ることにした。
そこでこんなものを買った。完全に私の趣味だ。
ついでに息子にはこれをプレゼント。
最近思うのは、「知育、知育」と子どもに「与える」ことばかりを考えるよりも、親の背中を見せるのが一番なのではということだ。
特に、子どもが興味のないものを無理やり与えてもまったく無意味である。
本屋さんをひととおり巡回し、上記の買い物を済ませても、母の買い出しは終わっていなかった。
当初の話では「ちょっと果物を買ってくる」ということだったのだが、レジカウンターで満タンの買い物かごを3個分会計する母の姿を確認した。
買い物に関して、母はまとめ買い派だ。
どうしてそんなにいっぺんに買い物をしたいのか聞いてみると「面倒だから」という。
しかし、なぜ面倒なのかというと毎回まとめ買いするからなのではないのか、と思う。
まとめ買いをする習慣が身についていると、「しばらく買い物に来ない」という前提のもと買い物をするので、あれもこれもとなりがちだ。
万が一不足が生じないように、次に買い出しをする日までカバーできるようにと思考力を使いながら買わなければならない。
運ぶ荷物の量も多くなる。食材を無駄にするリスクも高い。買ってきたものをパズルのように冷蔵庫に収めなければならないのも大変だ。
はっきり言ってまとめ買いは精神的にも物理的にもストレス負荷のかかる買い物方法だと思う。
そして、だからこそ「買い出しはとても面倒な作業だ」という概念が染み付くのでは。
買い物に行く頻度を上げるか、ネットスーパーを活用するなりして1回の外出で買う量を減らせば、買い物はもっとお手軽になる。
「また買いに行けば良い」と思えば、無駄なものを買わなくて済む。
新鮮なものを新鮮なまま食べられる確率も上がる。
もちろんスーパーまでの距離、交通手段、年齢などの要因もあるだろうが、何か面倒だなと思うことがあったら、それをどうにかしようと思わないものだろうか、と不思議に思う。
