オノマトペという言葉をご存知だろうか?

ワンワン、ニャンニャン、コケコッコーなど、擬音や擬態を表したものだ。

子ども相手によく使う。

私はこのオノマトペを馬鹿にしていた。

犬なら初めから「いぬ」と教えれば良いのであって、「わんわん」を経由する必要はないと考えていたからだ。

しかしこのオノマトペが活用できることが分かったのでご紹介したい。

14ヶ月の息子は図鑑の単語をすごい勢いで理解、記憶している。

こちらが単語を聞くと正確に指さすことができる。

オノマトペの活用

オノマトペは繰り返しの音が多く子どもの記憶に入りやすいようだ。

うどんつるつると言いながらあげると、この感覚がつるつるか、となる。

初めて食べるものは食感が分かりにくく、ビックリして出してしまったりすることもあるが、このとき「お豆腐つるっと食べようね」ということで、うどんのように柔らかいものが来る、という心の準備ができる。

最近はこのように活用している。

絵本の読み方

同様に絵本でも積極的にオノマトペを使っている。

子どもの絵本では動物ならライオン、象、きりんなど、乗り物ならはしご車、救急車、パトカーなど、出てくるものは決まっている。

あの絵本で見たライオンとこの絵本に出てきたライオンが同じものであるということを理解させるためにもオノマトペが使える。

ライオンを見たら毎回、「ライオンだね、ガオー」という。

ライオンという単語は入りにくいが、ガオーは入りやすい。そうすると子どもは、絵柄が違っても、あるいは写真だったり、動画だったりと媒体が違っても、ああ同じライオンのことを言っているのだな、と理解する。

犬のことを「ワンワン」と覚えることについて、二度手間になるだけ無駄と思っていたけれど、単語とセットで聞かせることで定着が早くなるようだ。

今では、私が「犬」と言えば「ワンワン」といい、「ライオン」といえば「ガオー」といい、「ゴリラ」といえば「ウホウホ」と自分の胸を叩く。

きちんと単語とオノマトペの紐付けができていることが分かる。(単語の記憶が疎かになってはいない。)

子どもは舌や口の筋肉が未発達で「いぬ」とは言えない。しかし「わんわん」とは言える。

扱いやすいオノマトペを自分の声として発し、それが相手に伝わる喜びが体験できることも良いのだと思う。

繰り返しの効用

オノマトペの例で繰り返すことで単語と紐付けができることが分かった。

これを絵本に応用する。

息子は絵本が好きでよく読んでやる。

繰り返し読むことで私は絵本を暗唱できるようになった。

今では私がフレーズをそらで言うと、息子は該当の本を本棚から持ってくるようになった。

そこで私は記憶した絵本のフレーズを日常的に取り入れるようにしている。

例えば絵本で朝起きるシーンに「おひさまピッカリおはよう」というフレーズがあったとする。

そうしたら実際子どもと朝起きてカーテンを開けた時にも「おひさまピッカリおはよう」と言う。

そうすることで、絵本のシーンと今自分が置かれた立場が重なり、状況を理解することができる。

息子は最近は乗り物が好きなのだけど、乗り物の本の中に出てくる「はしご車、ぐんぐんはしごを伸ばすよ」「救急車、ピーポーピーポー怪我した人を運ぶよ」「パワーショベル、土をザクザク掘るよ」といったフレーズを覚え、実際に外でそれらを見た時に指さしながらそのフレーズを繰り返す。

これをとにかくしつこく繰り返す。

そうすると、絵本で見たあれか、と理解することができるようになる。

まとめ

言葉のインプットにはセットでオノマトペを使うと子どもの記憶に残りやすい。

食べものであれば「つるつる、ごっくん、もぐもぐ、かみかみ、あーん、しゃりしゃり」など、食感や動作の表現が使える。

床で滑って転んだときなどは、床が「つるつる」して危ないよ、頭「ごちーん」して痛い痛いよ、などと伝える。

蓋をはめるときやパズルを合わせる時、はめながら「カチッ」という。初めて遊ぶおもちゃではめる必要があるとき「カチッ」とはめるよといえば簡単にできるようになる。

オノマトペをインプットしたい単語とセットで伝えていくことがポイントだ。

慣れたらオノマトペだけでなく絵本のフレーズとインプットしたい単語のセットも増やしていく。

しつこく繰り返すことでびっくりするほど単語や状況、動作を吸収していく。

子どもとの共通言語が乏しい今、オノマトペや絵本を活用することでコミュニケーションが取りやすくなるのでおすすめだ。

息子がお気に入りの図鑑(誕生日プレゼントに貰った)。ペンでタッチすると動物の鳴き声や楽器の音が出る点が良い。

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