日記

2024年の振り返り

これまで年末年始と言えば振り返りだの来年の目標だの、比較的のんびりと自分のことに思考を割くことができていたけれど、子どもが2人いるとなるとゆっくり正月休みともいかない。

実家に帰省した際、本を1冊だけ持参したが、それすらほとんど読むことができなかった。

そこで、年があけて1週間経とうとしているが、今更昨年の振り返りをしてみたい。


1月:月初に倒れて入院した。きっかけは鯛弁当を食べて吐いたことだったが、社内の大型イベントのトップを任され責任感に押しつぶされそうになっていたストレスかもしれない。アレルギーでもないのにアナフィラキシーのような症状が出て顔や足がパンパンに腫れた。腹痛で動けなくなり救急車を呼ぶ。息子(年長)の小学校受験をぼんやり考え始め、塾に資料請求だけした。

2月:明け方腹痛で動けなくなり救急搬送されそのまま入院となる。大腸検査をする。入院生活にこなれてきて、病院宛にポケットWifiを発送。個室で仕事が捗る捗る。朝も夜も静かに仕事ができる。子育てもない。食事も自動的に出てくる。「最高か」と思うが、2度目の入院ということもあり、仕事に関してかなり一人で抱えてしまっていることを自覚し始める。もっと人を頼ろうと決心した。退院後は夜眠くて寝てしまうため、夫と会話できない日が続く。小学校受験はじめ色々会話できていないことが積もっている気がする。夫と家族会議をしようねと約束する。娘の念願であったアンパンマンミュージアムに初めて家族で行った。

3月:なんと、3月も入院した。いくらなんでもおかしいと思う。流石に夫も子どもの世話に疲れてきているが、朝息子の幼稚園の弁当を作れるようになったのはデカい。ここにきて仕事で人にお願いするコツが掴めてきた。会話が必要となったらすぐにインターロックミーティングを設定してクイックに会話する癖がついた。大型イベントリードにより、会社のマネジメント層との接点が増えた。視野が広がり、新しい仕事に興味が出てきた。早速気になる部門にいる同期に頼んで定例に参加させてもらうことにした。私ってこういうフットワークの軽さがだけはあるんだよな。息子の小学校受験については受験が決めきれずアクセルが踏めずにいる。夫が私の身体を気遣ってくれ、彼の寝不足が続いているので気の毒である。

4月:マネジメント層との信頼関係ができてきたと感じる。自分の味方になってくれる人を作る重要性を感じる。イベント告知ページに私の写真が載るというので初めてスタジオでそれっぽい写真を撮りに行った。形から入るのも重要だよね。相変わらず睡眠不足とストレスとの戦いではある。手の抜きどころが分からない。息子の小学校受験については一旦私立を外して、国立を視野に入れることにした。問題自体の難易度は高くない印象なのでのんびりやる。習い事の宿題を確実にやることから徹底する。とりあえず初めて統一模試を受けさせてみた。年初3回入院したことで、「私が欠けても回る家」「がんばりすぎない仕組み」に目が向くようになった。外注では水回りの掃除を週に1回、片付けを月に2回入れた。片付けは仕分け(3時間)にガッツリ入るため仕事の調整が必要。作り置きは人に来てもらっていたけど合わないのでやめて注文型にトライ。

5月:体調を崩してから蕁麻疹が出ている。身体からのSOSサイン。趣味で書道をやっていて地味に師範格を目指している。年に2回ある昇格試験のひとつが5月にあるので提出。無事合格して師範まであと一歩。イベント推進にはアドバイザーとして理事がついているが、その方から進捗確認を丁寧にするよう進言があった。凹むは凹むのだが、この歳になって人からダメ出しされる機会もないのでありがたいと感じる。タスクをアサインし、責任者を明確にして進捗を丁寧に確認するようにしてみると、仕事を人に任せて回り出す感覚を覚えた。注文型の作り置き外注は結局子どもが食べないので解約。夫から勧められて、小学校受験小説を読んだ。自分が当事者だとサクサク読める。息子が通っている英語教室のファミリーキャンプに参加。小受統一模試2回目受験。国立小プレテストを無対策で受験。

6月:昨年末から企画していた社内の一大イベントをなんとか完遂。走り続けた感覚。打ち上げでアドバイザーから花束を渡された時は我慢できず泣いてしまった。サブリーダーの2人は泣いていなかった。今回トップをやってみてよかった。大きな収穫だった。今回のイベントはIT系のイベントだったが、社内のほぼすべての部署のマネジメントと接点ができたことで視野が広くなり、もっと勉強したい欲が強まった。そこで、初めて有償のセミナー(約4万円)に自腹で参加し、これもまた大変な刺激となった。自分への投資、インプットの必要性をますます感じることになった。実は社内イベント企画にあたり、大学時代の先輩に登壇を依頼した。Facebookを通して活躍は存じてはいたが、連絡を取るのは久しぶりだった。これをきっかけにこの先輩にメンタリングをお願いすることにし、これも2024年の大きな成長のひとつのきっかけとなったと思う。外部の人と話すことの重要性。

7月:上司からグループリーダーに任命されるも思うようにリードできずモヤモヤする。他方、昇進試験を受けようと決心し行動を始めた。息子の小学校受験についても前向きに考え始めるようになったが、体調を崩してしまい、蕁麻疹も継続して出ており、家族から心配される。「もっと大きな病院を探したら?」と言われ、病院巡りを始める。

8月:グループリーダーとして新事業を立ち上げたいと思うようになる。イベント企画の時、理事の一人が話してくれた「私は自分の部署をひとつの会社だと思って、そこの社長だと思って日々仕事している」に心を動かされ、イベント企画も責任者として、トップの自覚で完遂した。今回グループリーダーとして、新事業のリーダーのつもりで取り組むたいと思った。育成タスクについても上司から相談され、考え始める。家では健康に配慮して自炊を増やすようにした。

9月:勉強のモチベーションが上がり、本を読むようになった。大型本屋さんに行くのが楽しい。イベント企画の仕事をしてから人脈や人とのつながりの重要性を実感するようになり、会社のイベントや飲み会に積極的に参加するようになった。会社のパーティーで他部署の同期に新しい事業のアイデアを話す機会があり、一緒に何かやろうという話になって楽しくなってくる。健康診断受診。オプションはできる限りつけて胃カメラも。鼻から入れるのは初めてだった。一旦は健康面の問題なしということに。

10月:昇進試験のパッケージ提出。案件では初めて要件定義フェーズに携わるが、いろんなチームから要件を聞き出すのに苦労した。後輩育成も相変わらず課題。チームの中で改善タスクのアドバイザーにもなっているが、つい口を出しすぎてしまう。若手に思いがない(感じられない)ことにヤキモキしてしまう。新事業関連のイベントに参加して名刺交換しまり、そこから仕事の話がつながる経験が個人的には新鮮だった。行動して人に会うことで生まれるものがある。が、ちょっと働きすぎ。在宅勤務が多いのだが、昼休みにご飯を食べながらNHKの番組を見るのがお気に入りの時間となる。100カメ、明日が変わるトリセツショー、クローズアップ現代など。相変わらず本も読んでいる。Kindleよりも紙の本が良いと感じる。

11月:昇進試験の面接。大変貴重なアドバイスをもらう。子どもについてはクリスマスツリー飾り、焼き芋など冬らしいイベントができてよかった。夫が公文のスタディ将棋というものを購入してきた。個人的に「カプラ」に興味があり、カプラに関するイベントに参加するなどした。

12月:昇進試験合格の連絡。ただし、英語で基準点に達しないと実際に昇格しないと言われる。TOEICは満たしていたはずだが、社内の規定が変わったらしく、「CEFR」を基準にスピーキングの入った試験のみ有効となったようだ。ギリギリにVersantというスマホで簡単に受けられる試験を受けるが、無勉強で挑んで玉砕。英語、舐めてた。昇格は見送られることになった。心を入れ替えてがんばろう。ギリギリ、よくない。がん検診を受けたり、母と息子と上野の鳥展に行ったりした。

【参考】文部科学省 各資格・検定試験とCEFRとの対照表


2024年は、息子の小学校受験合格、私の昇進試験合格(英語のせいで昇格はしていない)、社内一大イベントトップ完遂が3台ニュースかと思う。たいしたことではないが、趣味の書道で師範試験に合格した。マイナスの点で言えば、3ヶ月連続入院、流産などがあった。健康面である。40代に突入した途端これか、と思う。気を引き締めたい。

色々なことにチャレンジできた年だったと思う。そしてその土台となったのは「人に頼る」というマインドセットであったように思う。これまで、なんでも一人でやろうとしていた節がある。子どもが生まれてから人に頼ることができるようになったと思っていたが、まだまだだったと思い知らされた。

外注で水回りのお掃除をお願いしたり、片付けもプロに依頼することで物を捨てることができるようになった。

私は今日も、周りの皆に支えられて生きている。

ばいちゃ!

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